概要
本ページでは、レポート閲覧者権限への「結果の見方」と「活用の流れ」について、解説しています。
結果を見る前に意識したいこと
パルスサーベイの目的は集計結果を見るだけではなく、「改善のきっかけ」をつくることです。
結果を見る際は、良し悪しの判断よりも、「ネクストアクション」を意識して確認するようにいたしましょう。
それでは、次に各レポートの見方について見ていきましょう。
レポート閲覧者(組織長など)の結果の見方
従業員画面にログインします。右上のご自身のお名前をクリックし、【レポート閲覧者】を選択すると、画面が切り替わります。
「調査一覧」画面から、結果を表示したい調査を選択しましょう。
結果の活用手順
結果の活用手順は以下の通りです。
今回は、エンゲージメント調査をもとに結果の見方と活用手順についてご説明いたします。
- @steplist
- 全体観を把握しましょう
- 絞り込み機能を使い課題を把握しましょう
- 施策集を確認しましょう
- 具体的なアクションを策定しましょう
- アクションを実行、そしてピディカで効果検証を続けましょう
1.全体観を把握しましょう
調査を選択すると、最初に「調査グループ別結果一覧」が表示されます。
このレポートでは、調査グループまたは組織別に、回答率、各調査項目の結果を一覧で確認できます。
まずは、「偏差値系調査サマリ」の項目を見てみましょう。
低値割合(偏差値40未満=課題がある状態の人の割合)が 25.0%以上の因子が11項目 あり、比較的多いことが分かります。低値割合が高いということは、結果に偏りが見られ、特定の領域で課題を抱えている可能性が高いことを示しています。また、ワークエンゲージメントの偏差値が「36.2」と低いため、仕事に対する熱意や活力がやや低い傾向にあると考えられます。右側に表示されている「要因因子」の項目から、どの因子が特に低いのかを確認し、改善のヒントを探っていきましょう。
さらに、「属性」を絞り込むことで、職種や勤続年数、性別などによる数値の違いも確認することができます。
属性によるばらつきを確認したい場合はこちらの機能を活用してみましょう。
<ワークエンゲージメントとエンプロイーエンゲージメントの違いについて>
2.絞り込み機能を使い課題を把握しましょう
組織をクリックし、良好な因子、要注意な結果の因子、偏差値に変化があった因子など、因子ごとの結果の概要を把握しましょう。
まず、注目すべきは「重要な課題」の偏差値40未満や低地割合25%以上の因子です。
「該当因子で絞る」を押下することで、因子を絞り込むことができます。
今回の例では「偏差値40未満」に絞り込むと、「ワークエンゲージメント」は前回より大きく低下し、「仕事への自信」は継続的に低いことが読み取れます。
次に、「低値割合25%以上」の因子に絞り込み、結果を確認してみましょう。
今回の場合、「偏差値25%」にも該当していた「仕事への自信」がこちらにも含まれていることが読み取れます。
このように、「偏差値40未満」と「低値25%以上」の両方に該当する因子は、最優先で改善すべき因子だと考えられます。
※2回目以降の調査では「偏差値40未満」「低値25%以上」に加え、「重要な変化」の「悪化した因子」も確認してみましょう。
3.施策集を確認しましょう
要因因子ごとに、課題の背景として考えられる要因や具体的なアクションプランの例が書かれている施策集をご用意しております。上記で把握した改善すべき因子の施策集を確認し、改善アクションのヒントを得てみましょう。
※「メンタリティマネジメント分析」では施策集は表示されません
今回の「仕事への自信」の施策集の場合、現在従業員が取り組んでいる業務内容の難易度が高すぎがゆえに自信を無くしてしまっている可能性あることが考えられます。施策集を確認する際は、直近のチームの状況を振り返りながら、サーベイ結果に表れている背景についてご自身なりに考察し、どのような要因が影響しているのか仮説を立ててみましょう。
4.具体的なアクションを策定しましょう
施策集を確認したら、該当する因子をクリックして設問別の回答割合を確認しましょう。
設問別に回答割合を確認することで、因子の中で具体的にどこに対策を重点的に行うべきかが見えてきます。
今回の例では、 「仕事で良い成果を出せる自信」 よりも「仕事で必要とされる業務をこなす自信」のネガティブな回答割合が高いです。「仕事でよい成果を出せる自信」の回答割合が低い場合は、業務プロセスの見直しや目標・KPI管理の方法を整えることが有効ですが、今回のケースではポータブルスキルや強みとなる能力に対するポジティブなフィードバックや指導を行うことが効果的と考えられます。
このように、施策集と回答割合を参考にしつつ、「続けられる施策」を考慮しながらアクション策定を行います。
5.アクションを実行、そしてピディカで効果検証を続けましょう
実際にアクションを実行し、ピディカを用いて効果検証をしましょう。結果を確認する際は、「偏差値の変化」だけでなく、「回答の分布(割合)」にも注目することが重要です。
偏差値の大幅な改善するのはすぐには難しい場合が多いですが、意識的に働きかけを行った結果、例えば「全く当てはまらない」と回答した人が2人から0人になった、というような小さな変化が見られたとしたら、それは確実な前進といえます。
数値の平均だけでは見えにくい「変化の兆し」を確認することで、メンバーの意識変化や職場の改善の方向性を捉え、継続的な改善につなげていきましょう。
資料
『結果の見方と活用のポイント』では、各種レポートの画面上に表示される項目の説明、結果を見る際のポイントを、詳細に解説しています。以下よりダウンロードしてご利用ください。また、課題とアクションの管理に活用できる『アクションプランシート』も併せてご利用ください。