概要
本ページは、以下の調査で表示される「回答割合で結果を見るレポート(調査グループ別結果レポート)」の見方を解説するページです。
以下の調査が対象となります。
- ハラスメント調査
- 生活習慣に関する調査
※上記以外の調査をご利用の場合は、レポートの読み方の「調査名とレポート解説ページ対応表」をご参照ください。
回答割合で結果を見るレポートとは
回答割合(※1)で結果を見るレポートでは、回答率や重要な課題・変化、各項目の詳細結果を確認できます。
結果を確認するだけでなく、回答割合が高い項目や前回調査から大きく変化した項目を把握し、改善施策の検討や効果検証につなげることが重要です。
※1:特定の選択肢に回答した対象者が、その調査グループ全体に対して占める割合です。
結果活用の流れ
回答割合で結果を見るレポートは、以下の流れで確認してみましょう。
- @steplist
- 結果を確認する前に:条件を絞り込む
- 回答率を確認する
- 重要な課題の項目を特定する
- 設問別の結果から課題を具体化する
- 施策集を参考に改善施策を検討する
- 施策を実施する
- 次回調査で効果を確認する
※CSVのエクスポートについては、こちらをご確認ください。
①結果を確認する前に:条件を絞り込む
まずは確認したい実施回や調査グループ、属性を選択し、結果を表示します。
部署別や役職別など、確認したい対象を絞り込むことで、組織ごとの傾向や課題を把握しやすくなります。
各絞り込み条件を選択し、「表示」ボタンをクリックすると、絞り込み条件の結果に表示が切り替わります。
確認できること
- 実施回の切り替え
- 調査グループの切り替え
- 属性による絞り込み ※一部のご契約プランのみ
活用のポイント
まずは組織全体の結果を確認し、その後に部署別や役職別などの条件で絞り込んで比較することをおすすめします。
組織全体では見えなかった課題や強みが見つかる場合があります。
確認時の注意点
- 属性による絞り込みは、マスタやユーザー登録で設定されている場合のみ利用できます。
- 属性選択は一部のご契約プランでのみ利用できます。
- レポート閲覧者は、閲覧可となっているグループの結果のみ確認可能です。
- 対象者数が少ないグループは、結果が個人の回答に影響されやすいため、結果の解釈にはご注意ください。
②回答率を確認する
次に、回答率を確認し、前回調査からどのような変化があったのかを把握します。
回答率は、円の外側が今回、内側が前回の回答率を示しています。
確認できること
- 回答率
- 回答者数
活用のポイント
回答率を確認することで、従業員の調査への関心度を把握できます。
継続して調査を実施している場合は、実施した施策の効果検証にも活用できます。
確認時の注意点
回答率が低い場合、一部の回答者の結果に影響されやすくなります。
結果を確認する際は、回答率70%以上を目安とすることをおすすめします。
③重要な課題の項目を特定する
次に、「重要な課題」「重要な変化」を確認し、優先的に対応すべき項目を特定しましょう。
「該当項目で絞る」をクリックすると、回答の結果が該当項目に絞り込まれます。
確認できること
- 重要な課題:ハラスメント該当ありの項目数を表示します。※生活習慣に関する調査では表示なし
- 重要な変化:前回調査から結果が「改善した」項目、「悪化した」項目の数を表示します。※調査2回目以降に表示
活用のポイント
まずは「重要な課題」を確認し、ハラスメント該当ありの項目が多い領域を把握しましょう。また、「重要な変化」を確認することで、前回調査から改善した項目や悪化した項目を把握できます。
項目ごとの詳細結果を確認し、回答割合が高い項目や前回調査から大きく変化した項目に注目しましょう。
ハラスメント調査では、「とても当てはまる」「まあまあ当てはまる」と回答した割合が高い項目ほど課題が大きい可能性があります。
2回目以降の調査では「重要な課題」に加えて「重要な変化」で悪化した項目や、回答割合が著しく上昇した項目も確認し、優先的な対応につなげることをおすすめします。
生活習慣に関する調査における重要な変化のカウント項目について
「生活習慣に関する調査」におけるレポートは、該当する生活習慣がある回答者の割合を表示します。
ただし、一部の調査項目は生活習慣の改善が難しい項目のため、重要な変化のカウント対象外となっています。
<重要な変化のカウント対象項目リスト>
| 項目 | 設問文 | レポートで表示される割合の対象となる選択肢 |
| 喫煙習慣 |
現在、たばこを習慣的に吸っていますか。 ある。 |
①はい (条件1と条件2を両方満たす) |
| 20歳からの体重変化 | 20歳の時の体重から10kg以上増加している。 | はい |
| 30分以上の運動習慣 | 1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施。 | いいえ |
| 歩行又は身体活動 | 日常生活において歩行又は同等の身体活動を1日1時間以上実施。 | いいえ |
| 歩行速度 | ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速い。 | いいえ |
| 咀嚼 | 食事をかんで食べる時の状態はどれにあてはまりますか。 | ほとんどかめない |
| 食べ方(早食い等) | 人と比較して食べる速度が速い。 | 速い |
| 食べ方(就寝前) | 就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある。 | はい |
| 食べ方(間食) | 朝昼夕の3食以外に間食や甘い飲み物を摂取していますか。 | 毎日 |
| 朝食習慣 | 朝食を抜くことが週に3回以上ある。 | はい |
| 飲酒習慣 |
お酒(日本酒、焼酎、ビール、洋酒など)を飲む頻度はどのくらいですか。 (※「やめた」とは、過去に月1回以上の習慣的な飲酒歴があった者のうち、最近1年以上酒類を摂取していない者) |
性別ごとに、頻度と量の 組み合わせにより課題有無を判定 |
|
飲酒日の1日当たりの飲酒量 日本酒1合(アルコール度数15度・180ml)の目安:ビール(同5度500ml)、 焼酎(同25度・約110ml)、ワイン(同14度・約180ml)、ウイスキー(同43度・60ml)、缶チューハイ(同5度・約500ml、同7度・約350ml) | ||
| 睡眠の質 | 睡眠で休養が十分とれている。 | いいえ |
<重要な変化のカウント対象外項目リスト>
| 項目 | 設問文 | レポートで表示される割合の対象となる選択肢 |
| 服薬(血圧) | 現在、血圧を下げる薬を使用していますか。 | はい |
| 服薬(血糖) | 現在、血糖を下げる薬又はインスリン注射を使用していますか。 | はい |
| 服薬(脂質) | 現在、コレステロールや中性脂肪を下げる薬を使用していますか。 | はい |
|
既往歴 (脳血管) |
医師から、脳卒中(脳出血、脳梗塞等)にかかっているといわれたり、 治療を受けたことがありますか。 |
はい |
| 既往歴(心血管) | 医師から、心臓病(狭心症、心筋梗塞等)にかかっているといわれたり、治療を受けたことがありますか。 | はい |
| 既往歴(腎不全・人工透析) |
医師から、慢性腎臓病や腎不全にかかっているといわれたり、 治療(人工透析など)を受けていますか。 |
はい |
| 貧血 | 医師から、貧血といわれたことがある。 | はい |
レポートでは以下のように重要な変化のカウント対象と対象外の項目の区別が表示されます。
④設問別の結果から課題を具体化する
課題となる項目を特定したら、項目ごとの詳細結果を確認し、具体的にどのような課題があるのかを把握しましょう。
「表示方法」を切り替えることで、割合表、変化量、割合推移を確認することができます。
確認できること
- 割合表
- 変化量
- 割合推移
割合表
ハラスメント調査の割合表では、「とても当てはまる」「まあまあ当てはまる」と回答した割合の合計値を確認できます。
生活習慣に関する調査では、要注意回答割合の合計値を確認できます。
括弧内の数値は前回調査との差分を表しており、前回と比較してどの程度結果が変化したかを把握できます。
「▽」をクリックすると調査回ごとに 表示順を切り替えることができます。
変化量
前回調査からどの程度改善または悪化したかを確認できます。
継続調査の場合は、施策の効果を確認する指標として活用できます。
「▽」をクリックすると調査回ごとに 表示順を切り替えることができます。
割合推移
割合推移では、各項目の全調査回における割合推移を表示します。
ハラスメント調査の場合、「とても当てはまる」「まあまあ当てはまる」の回答割合の合計値の推移を表示します。
生活習慣に関する調査の場合、要注意回答割合の合計値の推移を表示します。
各項目をクリックすることで、特定の項目に絞って推移を確認したり、全項目を表示して全体傾向を把握したりすることができます。
継続的に回答割合が高い項目や、回答割合が著しく上昇している項目は、重点的な対応が必要な可能性があります。
設問別の結果・推移を確認する
割合表や変化量では、項目ごとの結果だけでなく、設問別の選択肢占有率を確認することができます。
設問別の結果を確認することで、どの設問で課題が発生しているのかを把握できます。
例えば、同じ項目の中でも特定の設問だけ回答割合が高い場合は、その設問に関連する課題がある可能性があります。
項目をクリックすると、項目/設問の説明、選択肢占有率、設問別の選択肢占有率が表示されます。
「推移を確認する」をクリックすると、各調査回における設問別の選択肢占有率の推移を確認できます。
改善が進んでいる設問や、継続して課題となっている設問を把握することで、より具体的な改善施策の検討につなげることができます。
⑤施策集を参考に改善施策を検討する
課題となっている項目が見つかった場合は、「施策集を見る」から施策集を確認しましょう。
施策集には、項目の数値の原因背景として考えられる要因や、改善・向上のための具体的なアクション例が掲載されています。
※生活習慣に関する調査では、施策集は表示されません。
活用のポイント
- 課題の背景要因を整理する
- 改善施策のヒントを得る
- 具体的なアクションプランを検討する
⑥施策を実施する
施策集と回答割合を参考にしつつ、「続けられる施策」を考慮しながらアクション策定を行います。
課題となる項目だけでなく、良好である項目をさらに伸ばす施策も検討することをおすすめします。
⑦次回調査で効果を確認する
次回調査では、回答割合や変化量、割合推移を確認し、実施した施策の効果を振り返りましょう。
「調査実施 → 結果確認 → 課題特定 → 施策実施 → 効果検証」 を継続することで、組織の継続的な改善につなげることができます。
回答割合は大きく変化しない場合もありますが、例えばハラスメント調査において、「とても当てはまる」「まあまあ当てはまる」と回答した人の割合が少しでも減少した場合は、改善の兆しと捉えることができます。
数値の大小だけではなく、項目ごとの変化量や割合推移にも注目することで、メンバーの意識変化や職場環境の変化を捉えることができます。小さな変化を見逃さずに確認しながら、継続的な改善活動につなげていきましょう。
個人結果閲覧権限がある場合
個人結果の閲覧権限が付与されている場合は、「ユーザー一覧」から回答者ごとの結果を確認できます。
個人単位でのフォローや面談準備を行う場合は、個人結果レポートもあわせてご活用ください。
個人結果レポートの詳細は「回答内容で結果を見るレポート」をご覧ください。