概要
本ページでは、従業員のいきいき度調査で表示される分析レポートの見方を解説しています。
以下の調査が対象となります。
※上記以外の調査をご利用の場合は、レポートの読み方の「調査名とレポート解説ページ対応表」をご参照ください。
従業員のいきいき度調査の分析レポートとは
結果活用の流れ
従業員のいきいき度調査の分析レポートは、以下の流れで確認してみましょう。
- @steplist
- 結果を確認する前に:条件を絞り込む
- 偏差値比較で課題因子を特定する
- 改善施策を検討する
①結果を確認する前に:条件を絞り込む
まずは確認したい実施回や調査グループ、属性を選択し、結果を表示します。
部署別や役職別など、確認したい対象を絞り込むことで、組織ごとの傾向や課題を把握しやすくなります。
各絞り込み条件を選択し、「表示」ボタンをクリックすると、絞り込み条件の結果に表示が切り替わります。
確認できること
- 実施回の切り替え
- 調査グループの切り替え
- 属性による絞り込み
活用のポイント
まずは組織全体の結果を確認し、その後に部署別や役職別などの条件で絞り込んで比較することをおすすめします。
組織全体では見えなかった課題や強みが見つかる場合があります。
確認時の注意点
- 属性による絞り込みは、マスタやユーザー登録で設定されている場合のみ利用できます。
- レポート閲覧者は、閲覧可となっているグループの結果のみ確認可能です。
- 対象者数が少ないグループは、結果が個人の回答に影響されやすいため、結果の解釈にはご注意ください。
②組織・個人のいきいき度を把握する
ワークエンゲージメントとストレス反応の偏差値(※)から、組織/調査グループのいきいき度を表示しています。
「メンタリティマネジメント分析」では組織としてのいきいき度、「分布」では個人単位のいきいき度の割合を確認することができます。
※調査グループに属する個人の偏差値を集計した平均値です。
|
偏差値 SR:ストレス反応 WE:ワークエンゲージメント |
状態 | |
| いきいき | SR≧50、WE≧50 | 心身ともに健康で、熱意を持って自主的に仕事に取り組んでいる状態です。 |
| マイペース | SR≧50、WE<50 | 心身の不調は少ないものの、与えられた仕事を淡々とこなしている状態です。 |
| 燃えつき注意 | SR<50、WE≧50 | 仕事への熱意は高いが心身に不調が見られ、燃えつき(バーンアウト)に注意が必要な状態です。 |
| へとへと | SR<50、WE<50 | 心身の不調が見られており、頑張りたくても頑張れない状態です。 |
確認できること
- 組織としてのいきいき度(メンタリティマネジメント分析)
- 個人単位のいきいき度(分布)
活用のポイント
まずは4象限での位置を見て組織/調査グループのいきいき度がどのような状態か確認した後、従業員一人一人の状態を分布で確認しましょう。
「へとへと」や「燃えつき注意」は、心身の不調により退職・休職のリスクが高いと考えられます。「マイペース」と「へとへと」は生産性のリスクが懸念されます。
確認時の注意点
- 当社ストレスチェックサービス(※)の同分析とは設問が異なるため単純比較はできません。
※アドバンテッジ タフネスシステムを使用して提供するストレスチェックサービス。
③偏差値比較で課題因子を特定する
偏差値比較では、ストレス反応、ワークエンゲージメント関連因子(※)ごとに「いきいき」状態の従業員の各因子の偏差値平均と、その他の状態の従業員の偏差値平均とのギャップを可視化します。
※因子とは結果に影響を与える要因となる調査項目を指します。
確認できること
- いきいき層とそれ以外の層の因子別ギャップ
- ストレス要因とエンゲージメント要因の比較
活用のポイント
いきいき層とへとへと層の偏差値差が大きい因子を特定することで、優先的に取り組むべき課題を明確にできます。
特にストレス要因やワークエンゲージメント要因に着目し、職場環境改善や管理職支援の施策検討に活用できます。
また、プレゼンティーイズム改善の観点から、ストレス対策や生活習慣改善につながる重点施策の選定にも有効です。
確認時の注意点
- 偏差値比較は分析パターン追加のレポートでは表示されません。
- 各状態において、最低集計人数を充たさない場合は、図表の形式上偏差値0として扱われます。
④優先対応すべき因子を見極める
次に、「構成因子:ストレス反応関連因子」のグラフでは、ストレス反応、ワークエンゲージメント構成因子の平均偏差値により、因子のバランスを見ることができます。特に偏差値が40未満の因子は優先的な対応が必要です。
偏差値と低値割合(※)を掛け合わせた表では、注意エリア・優先エリアに属する因子を確認しましょう。
※低値割合とは、偏差値40未満の回答者が占める割合です。偏差値だけでは見えない、組織内のばらつきを把握することができます。一般的に25%以上の場合は注意が必要です。
確認できること
- ストレス反応・ワークエンゲージメント因子の偏差値バランス
- 課題因子と改善優先度
活用のポイント
特に偏差値40未満の因子に着目することで、課題となりうる因子を特定できます。
優先エリアに分類された因子は、従業員のいきいき度向上に向けて優先的に対策を検討することが重要です。
また、ストレス反応因子とワークエンゲージメント因子のバランスを比較しながら、組織課題の把握や施策立案に活用していきましょう。
確認時の注意点
平均偏差値としては優先度が低い場合でも、低値割合が高い因子は注意が必要です。
分析パターンの追加
従業員のいきいき度調査の分析レポートでは分析パターンを追加することができます。詳細はこちらをご確認ください。
⑤改善施策を検討する
分析レポート画面から調査グループレポート画面に遷移することで、施策集などの施策立案に役立つ情報を見ることができます。
こちらから先の詳細は「偏差値で結果を見る(調査グループ別結果レポート)」でご確認ください。