概要
本ページでは、上司からのハラスメント調査で表示される分析レポートの見方を解説しています。
※上記以外の調査をご利用の場合は、レポートの読み方の「調査名とレポート解説ページ対応表」をご参照ください。
上司からのハラスメント調査の分析レポートとは
※2:因子とは結果に影響を与える要因となる調査項目を指します。
結果活用の流れ
上司からのハラスメント調査の分析レポートは、以下の流れで確認してみましょう。
①結果を確認する前に:条件を絞り込む
まずは確認したい実施回や調査グループ、属性を選択し、結果を確認します。
部署別や役職別など、確認したい対象を絞り込むことで、組織ごとの傾向や課題を把握しやすくなります。
各絞り込み条件を選択し、「表示」ボタンをクリックすると、絞り込み条件の結果に表示が切り替わります。
確認できること
- 実施回の切り替え
- 調査グループの切り替え
- 属性による絞り込み
活用のポイント
まずは組織全体の結果を確認し、その後に部署別や役職別などの条件で絞り込んで比較することをおすすめします。
組織全体では見えなかった課題や強みが見つかる場合があります。
確認時の注意点
- 属性による絞り込みは、マスタやユーザー登録で設定されている場合のみ利用できます。
- 属性選択は一部のご契約プランのみ利用できます。
- レポート閲覧者は、閲覧可となっているグループの結果のみ確認可能です。
- 対象者数が少ないグループは、結果が個人の回答に影響されやすいため、結果の解釈にはご注意ください。
②優先して対応する因子を検討する
次に、上司部下のコミュニケーションに関する因子の偏差値を確認しましょう。
「上司部下のコミュニケーションの状況」のグラフでは、関連する因子の平均偏差値により、全体のバランスを見ることができます
。特に偏差値が40未満の因子は優先的な対応が必要です。
偏差値と低値割合を掛け合わせた表では、注意エリア・優先エリアに属する因子を確認しましょう。
確認できること
- ストレス反応・ワークエンゲージメント因子の偏差値バランス
- 課題因子と改善優先度
低値割合
低値割合とは、偏差値40未満の回答者が占める割合です。
偏差値だけでは見えない、組織内のばらつきを把握することができます。
一般的に25%以上の場合は注意が必要です。
活用のポイント
平均偏差値だけでなく、低値割合もあわせて確認することで、組織全体で影響の大きい課題因子を特定できます。
特に偏差値40未満の因子に着目することで、課題となりうる因子を特定できます。
優先エリアに分類された因子は、上司部下のコミュニケーション改善に向けて優先的に対策を検討することが重要です。
また、ストレス反応因子とワークエンゲージメント因子のバランスを比較しながら、組織課題の把握や施策立案に活用していきましょう。
確認時の注意点
平均偏差値としては優先度が低い場合でも、低値割合が高い因子は注意が必要です。
③ハラスメントとの関連性が高い因子を特定する
ハラスメント設問ごとの発生「有り」の回答割合と偏差値比較を確認します。
ハラスメント設問に対して「有り」と回答した従業員と、「無し」と回答した従業員の平均偏差値を比較することで、ハラスメントがどの因子に影響を与えているかを把握できます。
「偏差値比較」では、各因子をクリックすることで、グラフに表示する因子を絞り込んで表示することができます。
特定の因子に絞って推移を追ったり、全因子を表示して全体の因子の推移を掴むことができます。
確認できること
- ハラスメント設問ごとの発生「有り」の回答割合
- 「有り」「無し」回答者の平均偏差値の比較
- ハラスメントの有無による各因子の偏差値差
- 特定因子や全因子の結果比較
活用のポイント
まずはハラスメントの有無によって偏差値差が大きい因子を確認しましょう。
偏差値差が大きい因子は、ハラスメントを受けていると感じる従業員と感じていない従業員との間で差が大きいことを示しており、課題改善に重要な因子である可能性があります。
また、因子の絞り込み機能を使って個別の因子に着目することで、どの項目への影響が大きいのかを詳しく確認できます。
「上司から嫌がらせをされた経験の有無」による各因子の偏差値の違いを確認し、どの項目に影響が大きいかを読み取りましょう。
確認時の注意点
- ハラスメント発生割合だけでなく、因子ごとの「有り」「無し」の偏差値差もあわせて確認しましょう。
- 「上司からの嫌がらせ」や「上司からの人格否定」など、設問ごとの特徴も踏まえて結果を解釈してください。
- 偏差値差が大きい因子ほど、ハラスメントとの関連性が高い可能性があります。
分析パターンの追加
上司からのハラスメント調査の分析レポートでは分析パターンを追加することができます。詳細はこちらをご確認ください。
④改善施策を検討する
分析レポート画面から調査グループレポート画面に遷移することで、施策集などの施策立案に役立つ情報を見ることができます。
ここから先の詳細は「偏差値で結果を見る(調査グループ別結果レポート)」でご確認ください。